
・前提MOD不要で導入が非常に簡単
・DirectStrageの実装を正しいものに置きかけてパフォーマンスを修正・向上が行えるMOD

技術的なお話として私も理解が浅い部分があるため、MOD開発者さんの説明を一部下記に引用します。
・カプコンの DirectStorage の実装には問題がある。
Microsoft の最新の DirectStorage に置き換えるためのファイル(MOD)
・スペックが充分な場合にはエリア移動の高速化等の向上が見込めるが、スペックが不足している場合、上記の高速化が見込めない場合がある。
・MOD導入におけるリスクはよく理解した上で導入しましょう。
・将来的にカプコン側がDirectStrage側の修正を行った際には不要となる可能性あり。
・ミドル~ハイエンドのPCに対してはパフォーマンスの向上が期待できるが、要求スペックに対応していない場合、パフォーマンスは変わらない可能性がある。本記事要確認!!!



こちらのMODでは前提MODは不要になります。


Nexus Mods というWebサイトからダウンロードが可能です。
上記の画像または下記のURLよりCrown Onlyの概要ページにアクセスが可能です。
https://www.nexusmods.com/monsterhunterwilds/mods/127



Nexus Mods ではダウンロードの際、会員登録が必要になります。
面倒なことに捨てアドでは登録が登録が弾かれてしまうのでGmailやOutlook等のアドレスで登録するのがベタです。
また、当サイトで紹介しているMODの多くがNexus Modsからダウンロードする場合が多いので留意が必要です。


サイトを少しスクロールすると「FILES」というタブがありますので、そちらのタブより最新パッチが一番上に、順にOld Fileと過去に配信されたパッチが表示されますので、「Main files」より最新版のパッチをダウンロードしましょう。
「Mod manager download」と「Manual Download」の2つのダウンロード可能なボタンが表示されていますが
「Manual Download」の方からダウンロードしてください。
順に、ダウンロードが完了すると、ZipファイルでDirectStorage 1.2.2 Upgrade to 1.2.3 – IO Stutter Fixがダウンロードされます。



所々ファイル名の隣に雲マークが表示されているのは、そのバージョンのパッチをダウンロードしたことがあることを意味しています。
Nexus Modsでは会員登録していると自動でダウンロードしたパッチが最新のものなのかの判別ができるのでかなりありがたい機能ですよね。
DirectStorage 1.2.2 Upgrade to 1.2.3 – IO Stutter Fixをダウンロードし、解凍すると下記画像のようなフォルダが表示されます。


解凍後のフォルダに「dstorage.dll」「dstoragecore.dll」の2つのファイルが格納されています。
次にSteamのライブラリより、「歯車マーク」→「管理」→「ローカルファイルを閲覧」をクリックすることでモンハンワイルズが格納されているフォルダに行くことが可能です。


モンハンワイルズがインストールされているフォルダ内へ「dstorage.dll」「dstoragecore.dll」の2つのファイルを格納します。
格納時に既存のファイルの上書きを行いましょう。




※ぼかし部分は今回のMODとは関係が無いためぼかしを入れています。
上記の画像のように格納することができていれば導入は完了となります。
DirectStorage 1.2.2 Upgrade to 1.2.3の導入完了後、モンハンワイルズを起動し、とりあえずプレイを行ってみましょう。
※モンハンワイルズ側では特に設定する項目は有りません。



実践レビューと行きたいのですが、私のパソコン自体がそもそも要求スペックギリギリといったスペックで、評価の基準が難しかったので、本MODのレビューポストで投稿されている方々のスペックと翻訳を交えて引用させて頂き、パフォーマンスのレビューを表記させていただきます。
【引用元→https://www.nexusmods.com/monsterhunterwilds/mods/127?tab=posts】
【スペック】
GPU: Nvidia RTX 3050 w/ 8 gigs of vram
CPU: AMD Ryzen 5 5500
RAM: 32 gigs
【レビュー】
最大フレームレートはまったく上がらなかったが、インストール後、フレームの落ち込みがかなり減ったことに気づいた。大きな戦いでもフレームは安定している。
【スペック】
CPU Ryzen 7700X
GPU RTX 4070 12GB
RAM:32GB 5600 DDR5
NVMEにインストール、REframework使用、ゲームからDLSS使用
【レビュー】
狩りで120fpsに到達可能(緋の森でテスト)
平原ではエンティティが多ければ90以上に落ち込むこともある。
【スペック】
CPU Ryzen 7800 X3D
GPU Nvidia RTX 3090
RAM:32GB、6000MT/s、
その他 FSRアップスケーリング使用。Gシンク有効。REFrameworkは有効。
※補足:FSRアップスケーリングとは当サイトでも紹介したことのある「Lossless Scaling」の機能だと考えられます。
下記にLossless Scalingを取り上げた記事を掲載しているのでご興味がある方は合わせてご確認ください。
【レビュー】
HDテクスチャを有効にすると、マップを走り回るときやキャンプに入るときなど、何かをロードしているときにスタック(カクつき)が発生する。しかし、代わりにテクスチャ品質を 「High 」に設定すると、
著しいスタックに気づかない。



【総評】
一概にグラボだけでの判断できるものでは有りませんが、
RTX3000番台以上のスペック、またはRyzen 7の5000番台以上のグラボを搭載しているPCには目に見えるような恩恵があるように感じました。
それでも、設定によってはスタック(カクつき)が生じたりする場合があるようです。
本MODの恩恵を受けられると思われるグラボのスペックの最低ラインとして、
現在のグラボの基準でいう所のミドルスペック以上は必要であるというのが個人的な総括となります。
ですが、入れておいて損なMODでも無いと思いますので、MODの導入自体は個人的にはおすすめしたいかなといった所です。






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